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2011年12月16日

12月6日に広島県安芸高田市まちづくり支援課から講演にお招きいただき、行ってきました。
安芸高田市は、人口約3万人、6町が合併してできた市です。広島駅から電車で約1時間、毛利元就の城下で、百万一心の精神が伝わるまちです。
車窓から、赤茶色の瓦の家並み、紅葉の山々、清流が楽しめます。



安芸高田市は、神楽が有名です。農村に代々伝わる伝統文化で、宿泊した神楽湯治村には神楽ドームがあり、毎週末に公演しています。演者は住民の方々で、年輩の方から若者まで習得し、伝統を受け継いでいます。

熱意あふれる市長から神楽DVDを拝見し、商品開発した炭の掛け物や炭の化粧水もいただきました。

神楽は、華やかな衣装、激しい舞、古代か伝わる演目で、神楽甲子園や東京公演など市としても力を入れています。
夜な夜な、この地に住む若者から年輩の方々まで稽古をされ、ボランティアで上演されています。東京公演も決定、1月15日に新宿で上演されます。詳しくは市HPで。
生で見ると感涙間違いなしです。




神楽門湯治村(美土里町)は、山中に温泉と神楽ドームと昔懐かしい街が再現されています。赤茶色の瓦、昔の看板など情緒たっぷりです。平日の夜ということもあってほぼ貸切で夜の街並み、温泉でゆっくりさせていただきました。公設民営で、朝早くから民芸風の店員さんが気持ちよく応対してくださいました。
http://www.akitakata.jp/site/page/sightseeing/spa/kagura_toujimura/





古い街並みを再現。ゴミ箱、街灯、看板、せせらぎ、蔵など本当に昔からある雰囲気が漂っています。。









講演は「地域資源を活かしたわくわくする活動」という演目で、awarartの放課後プロジェクトや金津のまちづくり、北潟国有林などを紹介しました。30を超える地域振興会の方々など約100名の方に参加いただき、地域の自治+連携型の地域づくりの提案をさせていただきました。



美しい自然景観や古い街並みの再現、住民が主体となった伝統文化の継承には逆に教わることの方が多く、いつかみんなで放課後PJの修学旅行(視察)で訪れたいですね!



2011年11月23日

11月23日、北陸女性技術士会の女性技術士研修会をあわらで開催しました。テーマは「森とまちとひと」です。
森林・環境・農業・都市計画・情報・上下水道などさまざまな専門分野の技術と経験を持ったみなさんです。
富山・石川・福井から12名が来訪され、金津のまち、創作の森や国有林、新蕎麦会、tempoでのカフェミーティングともりだくさんのプログラムを体験いただきました。




金津のまちあるきは、あわらんてな~金津神社~竹田川をゆっくり歩きました。天王区のコンテナやコミュニティガーデン、河戸、沖中士の石碑など、awarartの清水さんと堀田さんが案内してくれました。




金津創作の森では、平川滋子展「光合成の森」の展示の説明を聞いて、森の中を散策。また賑やかなクラフトマーケットなど来てくださいね。


お昼は日の出屋さんで新蕎麦会のコースメニュー。発酵をテーマにしたお料理が季節の草花とともに運ばれてきます。地元ならではの料理と新蕎麦の風味を味わいました。




午後は北潟国有林へ。森を散策しながら日本海を見て、MYどんぐりカップをつくりました。



コミュニティスペースtempoでカフェ・ミーティング。京野さんのエコバックkna+の商品開発の話、あわらんてなの岡田さん、雑木林を楽しむ会のメンバーが色々な取り組みを紹介しました。






最後に、みなさんから一日、あわらを歩いてもらった感想や提案をいただきました。「街の衰退は否めないけど、元気な人がいるからまだまだ大丈夫!」「衰退に慣れず、花のポットや手入れ、玄関先などきれいにしていくことを心がけることで随分違ってくる」「拠点を中心にソフトで回遊性を生み出す工夫をしていくとよい」「森や農が近いので自給自足でそこに住む人が幸せに感じる生活を」などなど。
awarartで目指している生活観光への後押しや新しい気づきや発見をいただきました。遠いところ、ありがとうございました。
各所で役者のように登場してくれたawarartのみなさん、ありがとうございました。




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